2005年12月14日

不細工な魚は、ときに大変美味しかったりする。

じゃーーーん!
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カサゴ目カジカ科ギスカジカ属『トゲカジカ』の顔面です。

カジカの仲間は日本近海だけで50種類以上いるらしい。いま、釧路近辺の魚屋に出回っているのはこのトゲカジカで、地元では「マカジカ」とか「鍋壊し」とよばれている。
余りに美味しくて、鍋をぐしぐしとつつき回し、つい鍋を壊してしまう。それほど旨いぞ!ということらしい。

だいたいは水深50メートルから200メートルの海底に住んでいるのだが、この季節だけ産卵のため浅瀬に上がってくる。そこを底引き網やら、刺網やらでエイッと捕獲してしまうのだ。

この美味しい魚は、東北以北に分布しており関東、関西方面にはほとんど出回っていません。もちろん九州、四国、沖縄方面にも出回っていません。(たぶんね)
こいつのおなかは雪のように真っ白。関東の市場などで活魚として出回っているカジカはケムシカジカというやつでおなかが白くないのでお確かめを。
なので、食べたいなぁと思った方は北海道までいらして下さいね。旬は12月から2月まで。その後はまた海底深く潜ってしまいますから、食べられません。冬の北海道はどこも真っ白できれいですよ。空気がきゅっと冷たくて、冷え冷えになった体に旨いんだなぁカジカ汁が。

この魚、大きくなると70センチ以上になる。体の半分はごつごつとした頭、そいでその半分は口である。なかなかふてぶてしく、ちょっとかわいいカジカさんを今後ともどうぞよろしく!

では、おいしいカジカ汁の作り方

まずはぶつ切りにしたカジカを購入する
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赤く見えているのが、カジカの肝。これが旨い。アンコウにちょっと似ているけれど、アンコウよりやわらかい。「ちゅう」とよばれるびろびろした腸もまた旨い!えらや頭やひれそして皮から出汁が沢山出るので味噌以外の調味料はいらない。一緒に煮るものとして大根は外せません。そのほかは好みでジャガイモなり人参なり入れる。(ごぼうは合わないよ。)
材料が揃ったら鍋に水を入れ材料をドサドサといれて煮て下さい。ここで注意!必ず熱々のできたてを食べてくださいな。さめるとちょっと生臭くなるかもしれないからね。

旨いよう。本当に旨いよう。山口はどんぶりで2杯は食べてしまい、いつも後悔しているからね。
身は淡白すぎてあんまり美味しくないのに、びろびろした部分が圧倒的に旨い!

こんなにおいしいのにお値段はいたってお安く、300円もあれば家族4人で食べてもまだ残るくらい買えてしまう。あっ市場価格ですねこれは。
重くて安い魚だから、遠くまで運ばれる事がないのだろうな。
全国津々浦々にそんな魚が存在しているに違いない。全国の皆さーん、地元にしかない安くて旨い魚を教えてくださーい!!

では最後にカジカのふかんショット&もう1度前面ショットをお見せ致しましょう。
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ではまた明日。明日は市場に来る人々の楽しいウォッチングです。お楽しみに。

投稿者 北のお魚(山口) : 21:37 | コメント (0) | トラックバック